6/26 深川こども将棋教室


今日は小2の男の子が体験入学に来てくれました。将棋を覚えたのは5歳のときで、いつもお父さんとしか指していなかったそうです。全部の駒を動かす力はあるのですが、戦いを起こすにはどうしたらいいかわからなかった様子。攻めは飛車角銀桂、王の守りは金銀三枚、という格言があります。
サッカーみたいにそれぞれの得意分野を活かせるように動かしていけば、もっと上手になるでしょう。

まだまだ初心者ながら、日曜日のNHK杯も見ているとのこと。それほど将棋が好きならきっとどんどん強くなりますね。

教室開設時から参加しているMちゃんは、どうぶつしょうぎ→おおきな森→本将棋と進んで、今は平手を勉強中。

ここから▲3三角成△同桂▲2四歩△同歩▲同飛と進めて、飛車先の歩交換に成功しました。2四を守っている相手の角がいなくなったら攻めることができるな、と考えたのが大正解です。「数の攻め」は将棋の基本ですね。

次にまだ5歳のYYくんとの将棋。

ここからYYくんは「ふをとれるしぎんもせめにつかえる!」と▲5四銀と進んできました。
確かに良い手ですが、この銀が王様に近づいて攻めに働くまでにはまだ遠くて時間がかかります。
それよりも今働いている成桂、龍、馬という、強い駒を先に使った方が早く攻めることができますね。
先生のアドバイスを聞いて、YYくんはここから▲4四馬!という素晴らしい手を発見しました。これは▲2二金△同銀▲同馬までの詰めろ(次に詰むということ)になっています。

将棋は局面によって急所が違ってきます。駒を取る手よりも、駒を働かせることが大事な場面もあるというのを学んだYYくんでした。

次回は7/4(水)14:00-17:00です。