6/20 深川こども将棋教室


今日は新入会1名、14名出席でテンテコ舞いでした。

新入会のHくんは「どうぶつしょうぎ」から。何局か指した後は1手詰めの形を次々クイズに出していきました。多面指しで戻ってくる頃には全部解けていたので、もう駒をつなげること、王手、詰みの形がだいぶわかってきましたね。こうなれば将棋に入っても急所がわかっているのでとてもスムーズです。Hくんはこの日「おおきな森のどうぶつしょうぎ」まで進んで、お友達とも対局できました。長い時間集中して偉かったね。

遠くから自転車で元気に通ってくれているSくんとの将棋。

Sくんはここから▲3六角と打ちました。次に▲4五歩と行こうという狙いで、「数の攻め」がわかってきたからこういう手ができます。
ここからもっと上達するには、駒をもっと効率良く使うことを覚えていくといいでしょう。持ち駒の角はどこにでも使えるので、なるべく相手の陣地や、もっと得できるところに打てるように大事にとっておきたいです。図からは▲3六歩〜▲3七桂という形を作って、小さい駒で攻めるのが良いやり方ですよ。

夏の小学生女子名人戦に向けてがんばっているAちゃんは、棒銀を覚えて駒の交換までは完璧にできるようになりました。

ここから次にどう攻めていくか、みんなが悩む壁です。Aちゃんは自分で考えて、図の▲6一角という手を発見しました。これはプロの将棋でも出てくる筋で、とても良い手です。次に▲7一銀△9二飛▲8三角成でAちゃんが勝ちました。このように持ち駒を上手に使えるようになると、将棋がもっと面白くなりますよ。

「一日24時間将棋のこと考えてるみたいです…どうしたらいいでしょうか…」とお母さんが相談してくださった小2のSRくん。棋譜並べもやっているということなので試しに「将棋年鑑(プロの一年間の棋譜が載っています)」を貸してあげました。手にした瞬間「今から全部並べる!」と意気込んでいたSRくん。「無理だよ〜大変だよ〜」と思ってたら、案の定しばらくして「けっこう疲れる……」とボヤいていました。焦らずコツコツがんばってね。

次回は6/26(火)15:00-17:00です。