8/7の深川こども教室

いつものように指導対局詰将棋プリント、生徒同士の対戦を行ったあと、今日は大盤解説の時間を拡大して「将棋かるた」であそびました!

こちらは女流棋士高橋和さんが制作されたもので、将棋にまつわるイラスト、将棋の格言などで構成されています。楽しみながら将棋のマナーや手筋の格言を覚えるのにぴったりの教材です。

こどもたちの反応もとても良く、まだ入門したばかりの子たちが、上級者のお兄ちゃんに勝てるのも普段と違った体験になりました。

かるたの後は、取った札からこれはと思う格言をピックアップして、実際に大盤で駒を動かして説明しました。
また将棋の起源や、「玉」「金」「銀」などの駒の由来についての札もあったので、将棋が生まれたところから、どのようにして世界に広まっていったか、日本将棋だけの特徴は何か、などについてお話しました。頭の片隅にでも覚えておいてくださいね。

そうそう、わが子一陽くんは「負けるのいやだ」とか、ひよこのスタンプを押すのを断固拒否していましたが、「悔しくても負けましたと言おう」の札がちょうどありました。ついさっき頑張ってようやく「負けました」が言えるようになったので、とてもタイムリーでしたね。

最後に「駒の片付けかた」の札があったので、おさらいして終わりました。とても楽しかったし、役にたちました!やまと先生ありがとうございました。

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夏休みに入ってから、嬉しい報告がいくつかあります。開設した時から通っているKくんが、京急将棋祭りB級で優勝しました!あちこちの将棋イベントに元気に通っているみたいで、頑張っている様子が嬉しいです。

また5日(日)に行われた小学生女子名人戦にAちゃんが初参加し、親睦クラスで2位に入賞しました!
http://www.joshi-shogi.com/gsp_blog/2012/08/scjm_2012_kanto.html
「女の子だけの大会なら出てみたい」と願い続けて1年、初めてなので自分の力を出してくれたら充分と思っていましたが、Aちゃんの対局姿はいつも以上にキリッとしていて落ち着いて次々と勝利していました。

最近は先生との将棋を2局ほど指すと「詰将棋がいい」「どうぶつしょうぎがいい」と言ってばかりのAちゃんでしたが、今日は「詰将棋やる?」と聞くと「将棋がいい!」という答え。大会がとても楽しく、いい思い出になったようで「もっと指したい」「次はいつ?」などとおうちでも言っていたそうです。
Aちゃんの成長を見られてほんとに嬉しい一日でした。