7/24の深川こども教室

今週から江東区の小学校は夏休みに入りました。今日は暑い中7名が元気に出席です。

入会したばかりのTくんは矢倉でしっかりした将棋を指しています。

Tくんは▲2二金から追いかけてしまいましたが、ここからの寄せはどうしたら良かったでしょうか。
正解は▲3三龍とひとつ寄る手。△2一玉には▲2二金で詰みですし、△3二金と合駒をすると、▲4二金、という手筋があります。この王手にはどちらの駒でも取ることが出来ません。この「一間龍」の手筋を知っておいてくださいね。

大盤は「何を持てば詰みますか?」からの出題と矢倉囲いについて。みんな基本がしっかりしてきたので、駒の自然な動きや、形、を覚えていけばぐんと強くなる時期に来ています。夏休みに得意な戦法を習得してくれたらと思っています。

また強くなるコツについてのお話もしました。見えた手、ひらめいた手をすぐに指すのではなく、一度でも「その後相手はどう指してくるだろう?」と考えてみてください。手が離れてから「あ〜やっぱりダメだあ」「あ〜取られる〜」と叫んでいる子がこの日はとても多かったです(笑)。相手の応手を考えることは、さらにその先の作戦を考えることに繋がります。自分が指す、相手が指す、その後自分がどう返すか、の「3手の読み」が出来るようになったら、棋力はぐっと伸びますよ。

次回は8/1(水)14:00〜17:00です。